不妊Q&A
甲状腺の機能異常には、亢進症と低下症があります。 バセドウ病は、甲状腺機能が亢進している状態の症状をいいます。甲状腺のホルモンは病院の検査数値ではFT3、FT...
出生前診断は、以前は「羊水検査」が主流でした。 しかし最近では「新出生前診断」が話題になっており、羊水を採取しなくても母親の血液から診断できるため、注目を浴び...
流産は機能的な問題のある方だけが起こるわけではなく、健康なカップルでも誰にでも起こりえる現象になります。若い方でも15%くらいの確率で流産があると報告されて...
妊娠は年齢と共に、難しくなると言われます。 これは自然妊娠だけではなく、もちろん体外受精、顕微授精にも当てはまることになります。 では、40歳を過ぎてくると、...
「子宮外妊娠」をご経験された方は、とってもツラかったと思います。 せっかく精子と卵子が出会い、受精卵になって、妊娠可能な受精卵レベルであって、妊娠判定も陽性に...
初めて不妊治療の病院に行きます。月経周期のいつ頃行けばいいですか?
検査項目によって、測定する時期が異なります。 通常、女性側の検査としてホルモン検査 (FSHというホルモンや、LHというホルモンなど)を 最初にやりますが、これは月...
妊娠できて、ホッとした束の間、妊娠中の体調不良で悩まされる方も多いです。 妊娠初期の、主な体調不良は「つわり」と「便秘」です。 では、どうしてそのような症状が...
妊娠検査薬は、尿中に含まれるhCGという成分を測定しています。 では、このhCGとはどういうものなのでしょうか? 受精卵が、子宮内膜に着床すると、数日の間に絨毛と...
重症のチョコレート嚢胞(子宮内膜症)がある場合、手術と体外受精どちらを優先する?
妊娠を希望される方にとって、重度のチョコレート嚢胞(子宮内膜症)は、大きな悩みとなっているでしょう。 場合によって、手術を優先的に勧められるかもしれませんし、...
不妊の原因として、考えられる要素を、妊娠過程に沿って、ご説明していきます。 1)膣内に、十分な運動精子が射精されない (男性側の要素) 2)精子が子宮頚管内へ侵...
排卵誘発を目的として、「フェマーラ」という薬を使う場合があります。 排卵誘発剤としては、「クロミッド」が有名ですが、子宮内膜が薄くなるといった副作用があります...
とっても便利で、効きの良い「排卵誘発剤」であるクロミッドですが、副作用が気になる方もいらっしゃいますので、少し説明しておきます。 ■ 服用初期の副作用としては ...
抗リン脂質抗体がある方は、流産の原因にもなるため、不妊症の大きな要素にもなっています。 そもそも「抗リン脂質抗体」は、SLE(全身性ループルエリテマドーデス)、...
フーナーテストの結果が悪かったのですが、自然妊娠は無理ですか?
フーナーテストは、誤差がでやすい検査で、調べる度に結果が違います。 まず、フーナーテスト以外に 1)頸管粘液の検査はしましたか? 2)精液検査はしましたか? 1...
体外受精の採卵で、自然周期という方法は、ホルモン剤で卵巣を刺激することなく、自然の周期で採卵に挑む方法の事をいいます。体に負担をかけない事で、自然周期を基本...
少し前までは、体外受精の卵巣刺激方法は、大きく分けてロング法とショート法の2種類でした。若い方にはロング法、30代後半頃よりショート法みたいな使い方が多かっ...
体外受精の卵巣刺激方法「ショート法」とはどんな方法ですか ロング法との違い
体外受精の卵巣刺激方法(採卵方法)、ショート法についてご説明いたします。 ショート法の詳しい説明に入る前に、まずはよくご理解いただくために、前記事のロング法を...
体外受精で卵子を取るために卵巣刺激を行うわけですが、ロング法は一番標準的なやり方になります。 体外受精の卵巣刺激の簡単な原理は、排卵に関係するホルモンの働きを...
子宮奇形は、まだまだ研究されている段階で、コレといった正確なデータが集まっていないのが現状です。子宮奇形の種類としては、単角子宮、重複子宮、双角子宮、子宮中...
受精まではするけれど、その後の分割(細胞分裂)がうまくいかない原因としては、卵子の質の低下が関係していると考えられています。 卵子と精子は受精後、卵子由来の前...
AMHとは? AMHとは、女性の卵巣機能を判断する、現在最も信頼できる数値になります。 今までは、月経3日目のFSHの数値を特に意識されてきたのですが、近年このA...
受精卵を、子宮に戻してあげることを「胚移植」といいます。 胚移植後、着床するまでには3~5日かかると言われています。 この期間は日常生活は問題ないですが、熱い...