(記事更新日:2020/07/21) くすりの上田 薬剤師:上田康晴

ステロイド剤の
強さ
種類



ステロイドの強さを、薬屋の薬剤師が解説していきます。

ステロイド剤の使用期間も参考に、正しく使っていきましょう。

アトピー治療に処方される
ステロイド剤の強さ紹介


■このページの目次

 1)ステロイド剤の比較(一覧表)

 2)軟膏とクリームの違い

 3)ステロイド剤の正しい塗り方

 4)ステロイド治療中の注意


その他のステロイド関連の情報

ステロイドの疑問にお答え
ステロイドよくある質問
ステロイドを減らしていきたい方に
ステロイドを使わないスキンケア法
脱ステロイドの方法
脱ステロイドの方法と注意


ステロイド剤  
強さの比較


ステロイド剤の塗り薬は、
作用の強さで
5段階に分類されます。


塗り薬イメージ

ステロイド強さ
1 ) Weak(弱い)
2 ) mild(中間)
3 ) Strong(強い)
4 ) Very Strong(とっても強い)
5 ) Strongest(最も強い)

に分けられます。


このページを参考に、自分のステロイドの強さは知っておくといいでしょう。


女性イメージ

ステロイドの比較
強さランク


1)Weak(弱い)
ステロイドの強さは
5段階中で一番弱い

ステロイドの強さは一番弱いタイプになりますが、ほとんど使われていないようです。

・オイラゾンD軟膏
・プレドニゾロン軟膏


2)mild(中間の強さ)
ステロイドの強さは
5段階中で下から2番目の強さ


グラフイメージ

ステロイドの強さは比較的弱い種類となります。
・ロコイド軟膏
・キンダベート軟膏
・アルメタ軟膏
・リドメックス軟膏
・レダコート軟膏
・オイラゾン軟膏
・グリメサゾン軟膏

※成分名やジェネリック品は下の記事で補足しています。


ステロイドを極力使いたくない方へ
  ステロイドを使わないスキンケア方法
脱ステロイドの方法
  ステロイドを止める時の注意点


その他の「アトピー情報」「ステロイド情報」などは、コチラの「アトピーQ&A」の特集ページもご参考ください!


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▶強さマイルドのジェネリック医薬品一覧


成分名:ヒドロコルチゾン酪酸エステル
ロコイドのジェネリック)
アボコート


成分名:クロベタゾン酪酸エステル
キンダベートのジェネリック)
パルデス、キンダロン、キングローン、クロベタポロン、クロベタゾン酪酸エステル


成分名:アルクロメタゾンプロピオン酸エステル
アルメタのジェネリック)
タルメア、ビトラ


成分名:プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル
リドメックスのジェネリック)
スピラゾン、ユーメトン、プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル


成分名:トリアムシノロアセニド
レダコートのジェネリック)
トリシノロン、ノギロン


成分名:デキサメタゾン
オイラゾンのジェネリック)
デキサメタゾン、デキサメサゾン


教官イメージ

3)Strong(強い)
ステロイドの強さは
5段階中で上から3番目の強さ


安全性の目安は
4週間~8週間


Medium(中間)で、効果がない場合は、ステロイド剤の強さが強くなってStrongのランクが処方され始めます。
年齢ステロイド歴)と共に、強くなっていく方が多いです。


ステロイドの強さは強い種類となります。

・フルコート軟膏
・フルコートF軟膏
・リンデロンV軟膏
・リンデロンVG軟膏
・ベトネベート軟膏
・ベトネベートN軟膏
・ボアラ軟膏
・メサデルム軟膏
・エクラー軟膏
・ベクラシン軟膏

※成分名やジェネリック品は下の記事で補足しています。


ステロイドを極力使いたくない方に
  ステロイドを使わないスキンケア方法
脱ステロイドの方法
  ステロイドを止める時の注意点


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▶強さストロングのジェネリック医薬品一覧


成分名:フルオシノロンアセトニド
フルコートのジェネリック)
フルポロン、フルオシノロンアセトニド、デルラモンF


成分名:ベタメタゾン吉草酸エステル
リンデロンのジェネリック)
デルモゾール、ケリグロール、ノルコット、ベクトミラン、ベタメタゾン吉草酸エステル


成分名:ベタメタゾン吉草酸エステル
ベトネベートのジェネリック)
デルモゾールG 、デキサンVG 、ベトノバールG 、ルリクールVG


成分名:デキサメタゾンプロピオン酸エステル
メサデルムのジェネリック)
デルムサット、プロメタゾン、メインベート


成分名:デプロドンプロピオン酸エステル
エクラーのジェネリック)
アロミドン


ひよこ応援イメージ

4)Very Strong
(とっても強い)

ステロイドの強さは
5段階中で上から2番目の強さ


安全性の目安は
3週間~6週間


ストロングでも効かない場合は、その上のVery Strong(とっても強いランク)が処方されます。
ステロイドの強さはけっこう強めです。


症状に応じて、軽くなったら
下のランクに落とすことも大事です。

・フルメタ軟膏
・アンテベート軟膏
・リンデロンDP軟膏
・トプシム軟膏
・マイザー軟膏
・ビスダーム軟膏
・ネリゾナ軟膏
・テクスメテン軟膏
・パンデル軟膏

※成分名やジェネリック品は下の記事で補足しています。


ステロイドを協力使いたくない方に
  ステロイドを使わないスキンケア方法
脱ステロイド
  ステロイドを止める時の注意点


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▶ベリーストロングのジェネリック医薬品一覧


成分名:モメタゾンフランカルボン酸エステル
フルメタのジェネリック)
マイセラ、フランカルボン酸モメタゾン


成分名:ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル
アンテベートのジェネリック)
アンフラベート、サレックス、ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル


成分名:ベタメタゾンジプロピオン酸エステル
リンデロンDPのジェネリック)
デルモゾールDP、ダイプロセル、ディーピーポロン、ヒズボット、ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル


成分名:フルオシノニド
トプシムのジェネリック)
グリコベース、シマロン、ソルニム、フルオシニド


成分名:ジフルプレドナート
マイザーのジェネリック)
サイベース、ジフルプレドナート、スチブロン


成分名:ジフルコルトロン吉草酸エステル
ネリゾナのジェネリック)
アルゾナ


成分名:酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾン
パンデルのジェネリック)
イトロン、ハーユロン、酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾン



5)Strongest
(最も強い)

ステロイドの強さは
5段階中で一番強いランクです。


安全性の目安は
2週間~4週間


ステロイドの強さ最上級のものです。
これより上のランクはありません。


・デルモベート軟膏
・ダイアコート軟膏
・ジフラール軟膏

※成分名やジェネリック品は下の記事で補足しています。


ステロイドを極力減らしていきたい方に
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▶一番強いステロイドのジェネリック医薬品一覧


成分名:クロベタゾールプロピオン酸エステル
デルモベートのジェネリック)
グリジール、ソルベガ、デルスパート、デルトピカ、マイアロン、マハディ、クロベタゾールプロピオン酸エステル


成分名:ジフロラゾン酢酸エステル
ジフラールダイアコートのジェネリック)
アナミドール、カイノチーム、ジフロラゾン酢酸エステル


▲ステロイドの強さ(補足情報)


病院では「ステロイド剤」とワセリンプロペトなどを混合して、処方される場合もあります。
ワセリン、プロペトなどが、よく混合されます。


ステロイド剤 
軟膏クリームの違い



軟膏
・ワセリンがベースとしてよく使われる。
ベタベタする保湿性は高い
・鱗屑を軟化させ取り除く
・刺激性が少なく、紅斑、丘疹、びらんなどに使える


クリーム
塗り心地がよく、ベタベタしない。
・配合剤の皮膚への浸透性が良い
・ときに刺激になり、びらん、潰瘍など浸潤面には適さない

軟膏のベタベタするのが嫌という場合は
クリームが処方される場合もあります。


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ステロイド外用薬の
正しい塗り方



ステロイド外用薬は、症状に合わせて
1日に1回~2回
患部に塗ります。

皮膚が厚い部位は、入浴直後の皮膚が柔らかくなっている時に、ステロイドを塗ると、薬の吸収が良くなり効果的です。


虫眼鏡イメージ

塗る量ですが目安として、
ステロイド外用薬0.5gで、
大人の手のひら2枚分くらいの面積が目安。


でも「0.5gなんて、どうやって計るの。面倒くさい」と思いますよね。

そこで便利な、
FTU(フィンガーチップユニット)

という考え方があります。


これは人差し指の先端から第一関節まで


人差し指の先端から第一関節イメージ

ステロイド剤のチューブから絞り出した量が約0.5gと計量する方法で、この量を、先ほどの大人の
手のひら2枚分の面積を目安に使います。


ステロイド剤のチューブの容量によって、チューブ口の先端の大きさは異なりますが、大きめの25g~50gの容量のチューブで、人差し指の先端から第一関節までの量になります。


5gのチューブでは、人差し指の先端から第一関節までを2回絞り出した量が、約0.5gとなります。
ただし、指の長さ、手のひらの大きさは個人差がありますので、大体の目安としてでOKです。

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ステロイド治療中の注意


皮膚は場所によって、
薬の吸収率が違います。



ステロイド吸収率の部位比較

腕が1とした場合、
他の部位と比較すると
・背中1.7倍  
・頭皮3.5倍  
・額(おでこ)6倍  
・顔は下顎で13倍  
・陰嚢42倍  


吸収率が高くなりますので、
使用するステロイドの強さ
塗る量には気をつけましょう。


病院で指示された量をお使いください。
(情報参照元 書籍:今日の治療薬)


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  ステロイドを止める時の注意点

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記事担当
薬剤師:上田康晴

薬の専門家
くすりの上田
富山県高岡市大手町11-30