市販で買えるステロイド剤の種類【強さランキング】比較
（記事更新：2021年6月25日）
市販で買える「ステロイド軟膏」の強さランキング
こんにちは。
「アトピー相談」の薬屋さんです。
市販に売っている「ステロイド軟膏」の
・強さの種類
・強さランキング
が知りたい方のために、まとめ表を作成。
ステロイド外用薬は、作用の強さで「５段階」に分けられます。
1 ) ウィーク（一番弱い）
2 ) マイルド（弱め）
3 ) ストロング（強い）
4 ) ベリーストロング（とっても強い）
5 ) ストロンゲスト（最も強い）
お近くのドラックストアで買う前にチェックしておきましょう。
アトピー対策のスキンケア方法は
コチラの動画で解説しています
→痒くなりにくいスキンケア法【保存版】
（補足情報）オススメ３
アトピーはダニで悪化しやすいので
掃除などもこまめに。
わが家ではダイソンの掃除機を使っています。
⇒アマゾンで掃除機チェック
空気清浄機もあると、なお良し。
わが家ではPHILIPSの空気清浄機を使っています。
⇒空気清浄機のチェック
アトピーは食事で治る
お医者さんが書いたアトピー治療本
⇒薬屋さんもイチオシ本
記事担当：薬剤師（上田康晴）
ステロイドの強さ：ウィーク（弱い）
市販で買える「弱い」ステロイド軟膏。
医療用の「プレドニゾロン」や「テラ・コートリル」の代わりとなる市販のステロイド剤。
■コートf MD 軟膏
販売元： 田辺三菱製薬株式会社
【ステロイド成分】
プレドニゾロン（合成副腎皮質ホルモン）
※医療用「プレドニゾロン」と同じ
→商品の情報
→Amazonで購入
■クロマイ-P軟膏AS
販売元：第一三共ヘルスケア株式会社
【ステロイド成分】
プレドニゾロン（合成副腎皮質ホルモン）
※医療用「プレドニゾロン」と同じ
クロマイPには「抗生物質」が含まれますので、化膿性の皮膚炎に使用します。
→商品の情報
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ステロイドの強さ：マイルド（中間）
市販で買える「比較的に弱め」なステロイド軟膏。
医療用の「リドメックス」や「ロコイド軟膏」の代わりとなる市販のステロイド剤。
■メンソレータムメディクイッククリームS
販売元：ロート製薬株式会社
【ステロイド成分】
プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル
※医療用「リドメックス」と同じ
→商品の情報
→Amazonで購入
■コートf AT 軟膏
販売元：田辺三菱製薬株式会社
【ステロイド成分】
プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル
※医療用「リドメックス」と同じ
→商品の情報
→Amazonで購入
■アレルギールSK
販売元：第一三共ヘルスケア株式会社
【ステロイド成分】
プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル
※医療用「リドメックス」と同じ
→商品の情報
→Amazonで購入
■プレバリンα軟膏
販売元：ゼリア新薬工業株式会社
【ステロイド成分】
プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル
※医療用「リドメックス」と同じ
→商品の情報
→Amazonで購入
■アセムヒＥＸ
販売元：池田模範堂
【ステロイド成分】
プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル
※医療用「リドメックス」と同じ
→商品の情報
→Amazonで購入
■セロナ軟膏
販売元：佐藤製薬
【ステロイド成分】
ヒドロコルチゾン酪酸エステル
※医療用「ロコイド軟膏」と同じ
→商品の情報
→Amazonで購入
■テレスHi軟膏S
販売元：武田コンシューマーヘルスケア株式会社
【ステロイド成分】
プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル
※医療用「リドメックス」と同じ
→商品の情報
医療用の
・アルメタ軟膏
・キンダベート軟膏
なども、コチラの強さのステロイド剤となります。
ステロイド軟膏の注意事項
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ステロイドの強さ：ストロング（強い）
市販で買える「強め」のステロイド軟膏。
医療用の「ベトネベート」、「リンデロンV」、「フルコートF」の代わりとなる市販のステロイド剤。
■ベトネベートN軟膏AS
販売元：第一三共ヘルスケア株式会社
【ステロイド成分】
ベタメタゾン吉草酸エステル
※医療用「ベトネベート」「リンデロンV」と同じ
→商品の情報
→Amazonで購入
■リンデロンVS
販売元：シオノギヘルスケア株式
【ステロイド成分】
ベタメタゾン吉草酸エステル
※医療用「リンデロンV」と同じ
医療用の「リンデロンV」と「リンデロンVG」の違いは、ステロイド成分は同じですが、VGには「抗生物質」がVGに入っているだけの差。市販の「リンデロンVS」には抗生物質は入っていません。
→商品の情報
→Amazonで購入
■フルコートF軟膏
販売元：田辺三菱製薬株式会社
【ステロイド成分】
フルオシノロンアセトニド
※医療用「フルコートF」と同じ
→商品の情報
→Amazonで購入
医療用の
・ボアラ軟膏
・メサデルム軟膏
なども、コチラの強さのステロイド剤となります。
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ベリーストロング、 ストロンゲストの市販のステロイド剤
市販薬での販売はされていないようです。
皮膚科で処方してもらいましょう。
病院で処方されるステロイド剤では
【ベリーストロング】
・マイザー軟膏
・アンテベート軟膏
・フルメタ軟膏
・ネリゾナ軟膏
・パンデル軟膏
【ストロンゲスト】
・デルモベート軟膏
・ジフラール軟膏
・ダイアコート軟膏
などになります。
市販薬での確認はできず。
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ステロイド剤は長期的に自己判断で使用しない
市販で購入できる「ステロイド剤」は、短期使用では「副作用」はあまり気にされなくても大丈夫ですが、長期的に使用される場合は、副作用なども気にする必要があります。
また現在の皮膚症状の治療が、そのステロイド剤の治療で合っているかも大事です。
できれば皮膚科で処方してもらうと安心です。
特に「アトピー性皮膚炎」の場合は、何年もステロイド剤を使用されている方も多いと思います。
ステロイド剤を上手に使用するのは問題ないですが、皮膚炎やアトピー性皮膚炎が悪化しにくい「体作り」も考えていきましょう。
ステロイド剤の強さが、どんどん「強く」なっていかないための対策が大事です。
一般的には
・正しいスキンケア
・食事の注意
などを心掛けると、肌の状態が良くなることも多いです。
アトピー性皮膚炎の生活アドバイスは、当店「アトピーQ＆A」のページで、いろいろとアドバイスしています。
よかったら他のページもご参考くださいませ。
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