着床前診断(着床前胚異数性検査)PGT-Aが保険適応になりました
2023年8月より着床前診断(着床前胚異数性検査)が保険適応に
高額であった着床前診断(着床前胚異数性検査)PGT-A検査。
それだけでも、費用が高かったのに
着床前診断(着床前胚異数性検査)をすると
体外受精の費用まで、保険適応外となり
実費という厳しい状況でしたが
2023年8月から、
とうとう保険適応になりました。
良かったよね~。
まだ限られた病院、施設でしか
行われていませんが
これから増えるといいですね!
皆様の子宝を全力応援いたします!
着床前診断(着床前胚異数性検査)とは
着床前診断(着床前胚異数性検査)である
PGT-A検査とは
簡単に説明すると
受精卵の染色体異常を調べる検査です。
すべての染色体異常の
検査をするワケではなく
染色体の数の異常を調べます。
■間違われやすいポイント!
ダウン症などは調べません。
(命の選択はしない倫理)
染色体は通常2本から形成されます。
受精卵になるには
父親から染色体を1本
母親から染色体を1本
合わせて2対の染色体になるのですが
たまに3本(トリソミー)になったり
1本になったりします。
そうした中で
妊娠まで至らない受精卵を見つけ
それ以外を移植するのが
着床前診断(着床前胚異数性検査)
PGT-A検査の目的となります。
技術的には、ダウン症など
他の染色体異常の病気も
判断可能とお聞きしますが
倫理的に、日本では通常
調べることはNGとされているようです。
父親、母親が
何らかの染色体異常がある病気の方だけ
例外的に申請をすることで
他の染色体異常を検査することができると
聞いたことはありますが
通常の着床前診断(着床前胚異数性検査)では
あくまで、妊娠まで至らない可能性の高いものの
チェックとされます。
■目的としては
・流産を減らす(ゼロでない)
・着床しない移植を減らす
ことになると思います。
着床前診断(着床前胚異数性検査)の方法
着床前診断(着床前胚異数性検査)をするには
胚盤胞の受精卵が必要になります。
ですので、採卵して
受精 ⇒ 初期胚 ⇒ 胚盤胞
となるまで育てなくはいけません。
胚盤胞まで育つと
胚盤胞の一部の細胞を採取し
染色体の検査を行います。
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着床前胚異数性検査 参考文献
・厚生労働省HP(着床前胚異数性検査)
・厚生労働省HP(対象者の判定)
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