妊娠検査薬は、尿中に含まれるhCGという成分を測定しています。

では、このhCGとはどういうものなのでしょうか?


受精卵が、子宮内膜に着床すると、数日の間に絨毛という胎盤のもとになるものが作られます。そこからhCGという妊娠を維持するホルモンが分泌されるのですが、それを測定して妊娠を判定しているのです。


hCGの分泌は、最初は少量ですが、その後どんどん増えていって、妊娠2~3ヶ月でピークになります。hCGは赤ちゃんを守り、黄体ホルモンと卵胞ホルモンの分泌を保ちながら、胎盤の成長を促進させる働きをしています。

赤ちゃんのお布団になる「子宮内膜」は、プロゲステロンという黄体から分泌されるホルモンがなくなると、剥がれ落ちてしまうため、妊娠維持するため、hCGは卵巣にある黄体の分解を防いで、プロゲステロンを維持させます。


hCGは、受精卵が着床してから3~4日くらいで尿中にhCGが出はじめ、早ければ生理予定日の数日前から測定できる場合もありますが、キチンと測定するには、次の生理予定日の1週間後が目安となります。(早く調べたい気持ちもわかりますが)


妊娠検査薬で陰性だった場合でも、生理が来ない場合は、早く調べすぎた場合もありますので、再検査してみてもいいでしょう。2回目の検査で陽性になる場合も十分に考えられます。


妊娠検査薬は、尿中のhCGを調べているため、例えば必要以上に水分をたくさん摂って、オシッコ濃度が薄くなった場合は、当然検査薬での反応は弱くなりますので、ご注意ください。


妊娠検査薬で陽性となった場合、必ず産婦人科で妊娠を確認してください。正常な妊娠ならいいのですが、稀に子宮外妊娠などがあり、この場合でも妊娠反応のhCGは高くなるのですが、早急に対処しなければ危険な状態になってしまいます。

妊娠反応でるといいですね!

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