多嚢胞(PCOS)の人は排卵検査薬がずっと陽性になる可能性あり
多嚢胞性卵巣の方は「排卵検査薬」で排卵わかりいくい
多嚢胞性卵巣(PCOS)の方は、排卵検査薬を使っても、こんな感じになりがちです。
1)排卵チェックの線が出ない
(排卵検査薬が反応しない)
2)うすい線が続く
(排卵日がわからない)
3)何日も排卵確認の線が出ている
(ずっと排卵の陽性が続く)
とくに「排卵検査薬がずっと陽性」と
排卵日のチェックに悩んでいる方も多いです。
このように多嚢胞性卵巣(PCOS)の方は、排卵検査薬での「排卵チェック」が信用できない場合があります。
今回はコチラの解説です。
記事担当:薬剤師(上田康晴)
・不妊相談の薬屋さん
・不妊カウンセリング実績2000組以上
1)排卵チェックの線が出ない
排卵検査薬で線が出ない(反応がない)パターン。
これは「排卵していない」可能性があります。
もともと多嚢胞性卵巣は、排卵しにくい病気です。
ですので排卵検査薬が反応しない原因となります。
病院やクリニックで、排卵チェックをすると安心です。
2)うすい線が続く
排卵検査薬で「薄い線」がずっと続き、「濃い線」が出にくいパターン。
コチラも排卵が弱く、「排卵していない」可能性が高いです。
まずは基礎体温表でグラフが二相になっているかの確認や、病院で排卵チェックしてみるといいでしょう。
3)何日も排卵検査薬の線が出ている
排卵検査薬の基準線と、同じくらいの濃さの線が、だらだら続いているパターン。
排卵の陽性線が短期間(1~2日)だけクッキリ出る方は、排卵して場合もあります。
ですがダラダラと、ずっと線が出ている場合は「排卵していない」可能性が高いです。
無排卵でも「排卵検査薬」の陽性線が出たりもします。
多嚢胞性卵巣の方は、排卵検査薬だけで「排卵チェック」をするのは、少し不確実ですので注意が必要なんですね。
排卵検査薬の陽性線が出ているのに無排卵?
排卵検査薬の陽性線が出ているのに、排卵していないって不思議な感じがしますね。
排卵していないのに、線が続く「理由」を解説をしていきます。
「多嚢胞性卵巣」は、LH(ホルモン)が高いのが特徴の病気
排卵検査薬は、排卵前の尿中にでてくる「LH」のホルモンを調べています。
ですが「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」の方は、基本的に排卵しない時期でも「LH」のホルモン数値が高いです。
なので排卵前でなくても排卵検査薬の陽性線が出てしまうのです。
やはり排卵しているかのチェックは、基礎体温表での確認や、病院での超音波診断で卵胞の成長を確認しないと、不確実となります。
【対策】
・漢方薬などで排卵する力を整える
・病院で排卵誘発剤を試してみる
「原因」あって「結果」あり
妊娠しにくい時は、何か「体の不調」があることが多いです。
規則正しい生活を心がけたり、妊娠しやすい「体作り」を意識することで、子宝に恵まれやすくなります。
一人で悩んでいても、「原因」や「対策」が、わかりにくいです。
お気軽に「くすりの上田」まで、ご相談にお越しくださいませ。
遠方の方や、相談に行くことに抵抗がある方は、なかなか相談に行く決断がしにくいと思いますが、「待っている赤ちゃん」のために、勇気をだしてご来店くださいませ。
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