クロミッド錠で双子のリスクは約4~5倍に


クロミッド錠で双子のリスクは約4倍に

自然排卵では通常、1個の卵胞が最終的に育ち、1個の卵子が排卵します。
ですので、双子の確率はとても低くなります。

薬を使わない「自然排卵」での双子の確率は、「1%」くらいと報告されています。

ですが「クロミッド錠」や、注射など排卵誘発の薬を使うと、2個以上の卵子が排卵される事が多く、そのまま双子などのリスクとなってしまいます。

排卵できた卵子が、そのまま全部が受精して着床して、妊娠できるわけではないので、クロミッド錠を服用したからといって、必ず多児(双子、三つ子)になるという事ではありません。

ただクロミッド錠など、排卵誘発剤を使用した時の双子の確率は「4~5%」くらいにもなると言われています。


双子を妊娠するリスクとは?

嬉しい妊娠ですが、双子などの多児は「母子共に」リスクが高くなります。
また小さな病院では「双子」の出産を断られる場合もあります。

「新生児認定施設」、「周産期センター指定病院」が出産にはオススメです。
(都道府県別)新生児認定施設の一覧表はコチラ

双子の母子リスク
・胎児数が増加するにしたがって、出生体重が減少傾向にある。
・流産率は胎児数が増加するにしたがって上昇傾向になる。
・22週以降の周産期死亡率は、胎児数が増加するにしたがって上昇。
・母体の合併症のリスク上昇(妊娠糖尿病、高血圧症)

記事参照元:日本産科婦人科学会周産期委員会の報告より

妊娠できる確率も上がっている


妊娠できる確率も上がっている

忘れてならないのが、妊娠率も上がっている事です。

クロミッド錠などの排卵誘発剤で、双子のリスクが上がることを解説してきましたが、大事なのは妊娠できる確率も、それ以上に上がっている事です。

少しの双子リスクはあっても、妊娠する可能性が上がる事は、捨てがたい現状です。
前向きに考え、妊娠にむけて積極的な服用はお勧めと思います。


ストレスが不妊の原因にも

不妊の悩みなどの「ストレス」が、不妊の原因になっている場合もあります。

一人で悩んでいると、あれコレと悩みすぎる傾向もありますので、お気軽に「くすりの上田」までご相談にお越しくださいませ。

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