体外受精、人工授精【保険適応の費用,回数,年齢制限など】
(記事更新日:2022年3月10日)
人工授精、体外受精が保険適応に
2022年4月より、今までは自己負担の自由診療であった「人工授精」、「体外受精」、「顕微授精」が、保険適応に変更となりました。
保険適応となる年齢制限は?
■人工授精
【年齢制限】なし
■体外受精、顕微授精
【年齢制限】43歳未満
保険適応となる回数制限は?
■人工授精
人工授精に回数制限ありません。
費用は保険適用で5,460円+管理料。
■体外受精、顕微授精
保険適応となる回数は、年齢により違います。
・40歳未満の場合は子ども1人につき最大6回まで。
・40歳以上43歳未満の場合は最大3回まで
体外受精 保険適応で金額はいくら?(費用)
■体外受精、顕微授精
支払い費用の目安:月に10万円前後(高額医療制度の利用で)
高額医療制度を利用することで、月額の支払いの限度額以上の負担はなくなります。
体外受精【治療費の詳細】
※高額医療制度を使う事で、全額支払う必要はありません。
★採卵
採卵の基本料:9,600円
採卵の追加費用(採卵数により異なる)
・1個:7,200円
・2~5個:10,800円
・6~9個:16,500円
・10個以上:21,600円
★受精卵を作る費用
基本料:12,600円
受精卵の個数により追加費用
・1個:7200円
・2~5個:20,400円
・6~9個:30,000円
・10個以上:38,400円
★培養費用
個数により異なる
・1個:13,500円
・2~5個:18,000円
・6~9個:25,200円
・10個以上:38,400円
胚盤胞まで育てて場合の追加料金
・1個:4,500円
・2~5個:6,000円
・6~9個:7,500円
・10個以上:9,000円
★凍結保存の費用
・1個:15,000円
・2~5個:21,000円
・6~9個:30,600円
・10個以上:39,000円
★移植の費用
新鮮胚移植:22,500円
凍結胚移植:36,000円
これ以外に、こまかな管理料などが加算されます。
繰り返しになりますが、高額医療制度を使うことで、月の支払い限度額は10万円前後に収まります。
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