美味しい玄米の炊き方(玄米菜食)
玄米を食べた事がある方でも、
「全然、美味しくなかった~、もう無理!」 っていう方も、多いと思います。
でも本当は、上手に炊いた玄米はすごく美味しく、玄米苦手と言ってた方でも
「あれ、美味しい、これなら続けれる」
「逆に、玄米の方が美味しい」と言われる方も いるんですよ。
今回は、美味しく食べるために、 正しい玄米の炊き方を紹介いたします。
①まずは、玄米の選別作業をします。
写真のように、玄米が重ならないようにお皿かバットに取り、玄米の状態が一目で分かるようにします。
分かりにくいかもしれませんが、
上の2つの写真の玄米(玄米、若い玄米)は食べられる玄米、
下2つ写真の玄米(死んだ玄米、 カビた玄米)は食べられない玄米です。
お皿の中の死んだ玄米、 カビた玄米だけを取り除き、あとは ボールに入れます。
お皿の中で少量ずつ仕分けるのは一度ですぐ見分ける事ができ、 仕分けを楽にするためです。
②選別作業が終わったらボウルに入れた玄米を洗います。
水道水は塩素が入っているので、浄水器の水で洗うことをおすすめします。
水の中で玄米を両手の平で優しく洗います。
これをおがみ洗いと言います。
水が濁らなくなるまで洗いザルに取ります。
白米を洗うときみたいに、 ささっとかき混ぜるだけではダメですよ!
③ザルに取った玄米をザルのままボウルに入れ、玄米がかぶるくらいの水を入れて振り洗いして水からあげ、玄米の水を切ります。
玄米と言えば、土鍋や圧力鍋で炊くイメージがあると思います。
もちろん、土鍋や圧力鍋で炊いた玄米は美味しいです。
けれど、毎日炊くのは大変時間がかかります。
時間のあるときだけ玄米を炊いて食べて、いつもは白米を食べるのではなく玄米は毎日頂くものです。
時間のない方、忙しい方には電気釜で炊いて毎日続けられてははいかがでしょうか。
電気釜で炊いた玄米は土鍋や圧力鍋で炊く玄米よりもさっぱりしていて白米感覚で頂けます。
①~③の作業は
土鍋、圧力鍋、電気釜の、どの炊き方でも同じなので、まずは炊きたい玄米の量の①~③をやります。
④電気釜に玄米、水、塩を入れ、各々の電気釜の説明により炊きます。
*塩の量は玄米1カップに対して小さじ1/10
⑤炊きあがったらしゃもじでサックリ混ぜます。
玄米は芯まで水が入るのに3~7時間かかります。
私は時間のないときは①~④を前日の夜にしておき、朝タイマーで炊けるようにしています。
浸水せず炊く方法もありますので、必ず3~7時間浸水しなくてはいけない決まりはありません。
炊きあがった玄米の固さも各々の電気釜や浸水時間によって異なりますので、お好みで工夫してみて下さい。