小学生のアトピー、園児のアトピー

・もくじ

・小学生、園児のアトピーの特徴
・小学生、園児のアトピーの治療法
・小学生、園児のアトピーに使うステロイド
・小学生、園児のアトピーに「注意したいこと」


この4つを解説していきます。

この記事は創業70年の薬屋の薬剤師が書いています。

記事担当:薬剤師(上田康晴)
・薬学部卒業後、病院に1年勤務
・薬屋でアトピー相談を10年
・娘のアトピー完治を経験

小学生、園児のアトピーの特徴


園児のアトピーの特徴

児期から小学生にかけてのアトピー症状。

小学生、園児のアトピーが出やすい部位。
・手首
・足首
・首
・わきの下
・ひじの内側
・足の裏側
・そけい部
・顔

(記事参照元)
日本皮膚科学会ガイドライン


小学生、園児のアトピーの治療法


園児のアトピーの治療法

・ステロイド外用薬
・プロトピック小児用(場合により)
・保湿剤


小学生、園児のアトピーに使う「ステロイド剤」


園児に使う「ステロイド剤」

小学生、園児に使用する「ステロイド剤」は、弱めのものを選びます。

ステロイドの強さランク
(上から強い順に紹介)
・ストロンゲスト
・ベリーストロング
・ストロング
・マイルド
・ウィーク

小学生、園児の「アトピー性皮膚炎」には、マイルド、ストロングの「ステロイド剤」が選ばれます。


小学生、園児のアトピーに「注意したいこと」


園児のアトピーに「注意したいこと」

小学生、園児のアトピー。
悪化させないポイント!

・お菓子を控える
・保湿する
・アレルギー食品を控える


お菓子を控える


お菓子を控える

アトピー食事対策。
砂糖を控えるとオススメです。

・チョコレート
・ケーキ
・クッキー
などを控えてみませんか?

アトピーの患者さんを薬屋で見てきて、お菓子を控えてもらうと良くなる事が多いです。

小学生や園児は、お菓子が大好きと思いますが、アトピーが良くまで控えましょう!

私の娘のアトピーを治した時も、一時的にお菓子を止めました。


保湿する


保湿する

アトピー性皮膚炎の対策は「保湿」が基本です。
これはどの皮膚科の先生もお話されています。

ここでいう保湿とはステロイド剤の事ではなく、保湿剤のことです。

病院や皮膚科で使用する保湿剤
・プロペト
・白色ワセリン

市販の保湿クリームでも問題ありません。

当店ではワセリンはベタベタして嫌というお子様が多いので、ベタベタしない「メーテクリーム」や「フタアミンHiクリーム」をお勧めしています。


アレルギー食品を控える



子供の腸は未発達。

食事でアレルギーを起こしやすいです。

アトピーが悪化しやすい食品
・牛乳
・卵
・小麦粉
・鶏肉

「動物性タンパク」が悪化要因になりやすいです。

生卵がダメでも、火を通すと大丈夫な場合もあります。


小学生、園児の「アトピー性皮膚炎」のまとめ


園児の「アトピー性皮膚炎」のまとめ

食事の影響が出やすい頃です。
悪化しやすい食品を控えて、保湿をしっかり行ってみてください。

当店の経験では、これで良くなる例はたくさん見ています。
症状がひどい方には、肌の消毒や、痒み止め軟膏なども併用しています。


小さなお子様のアトピー性皮膚炎は、内服薬を使わなくても、食事とスキンケアを頑張ると、良くなることは多いと思います。

アトピーの症状がひどくなると、学校に行くのが嫌になたり、イジメや人間関係にも影響を及ぼすこともあったりします。

大人になるとアトピーの症状が頑固になる例も多いので、今のうちに良くしてあげたいものです。

当店の実感では、小さなお子様の方が、成人よりも改善は早いと感じています。

他のオススメ記事も参考にしながら、本気で頑張ってみてください。
まずは3ヶ月、集中してみましょう!


コチラの記事もお勧めです

・ロコイド軟膏の解説

・ステロイド剤の強さ(一覧表)

・アトピーの原因は 対策と治療法

・「脱ステロイド」の方法と注意

アトピー相談の薬屋さん
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