アンタゴニスト法の内服薬「レルミナ錠」


レルミナ錠

不妊治療の排卵抑制の対策として
数年前までは注射でしか
対応できなかった事が、

今では内服薬でも
対応できるようになりました。

今回は、体外受精で使われる
「レルミナ錠」を解説していきます。


記事担当:上田康晴(薬剤師)
・くすりの上田 代表取締役
・不妊相談の実績20年以上


GnRHアンタゴニスト薬 レルミナ錠について


レルミナ錠について

体外受精の採卵周期に使われる「レルミナ錠」。

2019年3月に発売された「レルミナ錠」は、もともとは「子宮筋腫」を縮小させるために、開発された薬です。

■レルミナ錠の効能効果
(2021年1月時点)

子宮筋腫に基づく下記諸症状の改善
過多月経、下腹痛、腰痛、貧血



ですが薬の作用(GnRHアンタゴニスト作用)が、体外受精の採卵にも活用できるため、体外受精の際の、薬の選択の1つに採用されました。

GnRHアンタゴニスト薬とは、卵胞の成長、排卵に関与するホルモン「FSH」や「LH」を抑えて、採卵前に卵子が排卵してしまうのを、抑える薬になります。

体外受精の採卵方法としては
・ロング法
・ショート法
・アンタゴニスト法

などがありますが、いずれも作用する方法は異なりますが、最終的にホルモンを抑えて、排卵を抑えることを目標とします。

エストロゲンなどのホルモンも抑えるため、「子宮筋腫」や「子宮内膜症」など、ホルモンが病状に関係する病気の治療に活用できるのです。

体外受精をチャレンジする方で、注射が苦手な方には、負担の少ない治療法になるかもしれませんね!


■レルミナ錠40mg
製造販売元
あすか製薬株式会社

販売
武田薬品工業株式会社


レルミナ錠の副作用

主な副作用として

・ほてり、不正子宮出血
・月経過多
・頭痛
・多汗症
・性器出血
などが報告されています。

体外受精のご相談は「くすりの上田」まで

・治療のこと
・体の対策
・卵子の対策など、


不妊相談の「くすりの上田」では、いろいろなアドバイスをしています。

何をしたらいいのか、わからない方。
これからの対策を、一緒に考えていきましょう。

不妊相談に行くのは、
抵抗があるかもしれませんが、

待っている赤ちゃんのために
勇気をだして、
ご来店くださいませ。

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富山県高岡市(高岡大仏の真横)

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