妊娠率を上げる対策【体外受精の着床率アップの方法】性交が大事?
体外受精でも「性交が妊娠率を高める」研究レポートあり
不妊治療でステップアップをしていくと、治療をしているのでご夫婦で「性交」を行わない場合もあると思います。
そんな中、「性交(精子)が妊娠率を高める」という研究結果が報告されていました。
これはタイミング療法(自然妊娠)や人工授精だけでなく、「体外受精」でも効果が期待できるという驚きの報告でした。
■参照元
・生殖中の妊娠率に対する性交の影響(Ola B、Hammadieh N、Papaioannou S、Afnan M、SharifK。)
精液の接触が、着床率や妊娠率を高める

研究レポート「生殖中の妊娠率に対する性交の影響」の中で、このような文章が紹介されています。
「精液への曝露は胚の発生と動物への着床を促進すると報告されている」
精液の役目は、これまで卵胞と出会い、卵子と受精するためだけと考えられてきましたが、別の役目もありそうな見解です。
またレポートの最後のまとめに、こう書いてあります。
「胚移植の前後に精液にさらされると、初期胚の着床と発育が成功する可能性が高くなります。移植された胚100個あたり01対7.69の生存胚、P = 0.036、オッズ比1.48、95%信頼区間1.01-2.19)。したがって、胚移植の前後に精液にさらされると、初期胚の着床と発育が成功する可能性が高くなります。移植された胚100個あたり01対7.69の生存胚、P = 0.036、オッズ比1.48、95%信頼区間1.01-2.19)。したがって、胚移植の前後に精液にさらされると、初期胚の着床と発育が成功する可能性が高くなります。」
精子が着床をサポートしている?
アメリカ生殖医学会の学会見解で、妊娠する力に最も影響を及ぼすのものとして
1)女性の年齢
2)性交回数
と発表されていました。
性交回数が多いほうが妊娠率が高いのは、タイミング療法以外でも
・人工授精
・体外受精
コチラの治療においても、性交回数が多い方が妊娠率が高いとレポートされています。
射精された「精子」が、子宮や卵管などの女性の生殖器官に触れることで、女性側の着床環境が「免疫的」に整うことが動物実験でわかっています。
もしかすると、人間でも同じような効果が期待できるのかもしれませんね!
不妊の相談は、富山県高岡市にある「くすりの上田」にお任せください。
不妊治療は、日々進歩している分野になります。
数年前に当たり前だった「考え方」「治療法」が、数年経つと、
・間違っていた考え方だった
・あまり効果がなかった
という事は、普通にあります。
不妊治療をしている病院やクリニック、または不妊相談をしている「お店」は、アドバイスする側も、新しい情報は知っておかなければいけません。
不妊の相談、対策は
・どこの病院で治療するか?
・どこで不妊相談するか?
こうした部分でも、結果に差が出る場合もあります。
信頼できる病院、お店と一緒に頑張っていくと良いでしょう。
記事担当:薬剤師(上田康晴)
不妊カウンセラー
不妊相談ができる薬屋さん
くすりの上田
富山県高岡市大手町11-30
