妊娠中のむくみの対策

薬剤師の上田康晴です。

妊娠すると多くの方が体験する
足の「むくみ」。


今回は、妊娠中でも安心な
「むくみ」の対策を紹介します。


妊娠中のむくみの原因は?

妊娠すると、腎臓の負担が増えます。

腎臓で血液を「ろ過」して、尿を作り、排泄していますが、これって腎臓にとっては、実は負担がかかっている事なのです。


妊娠すると、胎児の血液分のろ過(浄化)をするため、腎臓の働きが2人分になってしまいます。

そうなると腎臓の負担が増えて、働きが落ち体調不良の「原因」になってしまいます。

腎臓は尿を作る以外にも、いろいろな働きをしています。

腎臓の働きは

■腎臓の大切な働き

1)血液の老廃物や水分を排泄
2)血圧を維持するホルモンを分泌
3)血液を作るホルモンを作る
4)骨を丈夫にする


意外かもしれませんが、腎臓で
「血圧のコントロール」もしています。

腎臓の負担が増え、
腎臓の働きが低下することで

・むくみやすくなる
妊娠中の足のむくみ

・血圧が高くなる
妊娠高血圧症


こうした症状がでてしまうのです。

妊娠中の「むくみの対策」は何をすればいい?


妊娠中の「むくみの対策」は何をすれば

血流を良くして、体液(水分)を体の外に出すことが大事です。

・足を上げて横になる
・マッサージ
などが効果的です。

こうした対策でもスッキリしない場合は、漢方薬で妊娠中の「むくみ」対策ができます。

妊娠中でも飲める、妊婦にやさしい漢方薬があります。


妊娠中の「むくみ」 まとめ

妊娠するという事は、体にとって負担の大きい出来事です。

無理をせず、体の健康を優先して生活してくださいませ。

塩分の摂りすぎは、
・むくみ
・妊娠高血圧症
の悪化要因になります。


塩分の濃い「スナック菓子」、「ファーストフード」は控えておくと良いでしょう。

くすりの上田
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