こんにちは。
富山県高岡市で「不妊相談」をしている「くすりの上田」です。

今回は女性に多い「多嚢胞性卵巣」のお話です。

多嚢胞性卵巣(PCOS)の方は、排卵しにくい傾向があり、不妊で悩まされる場合も多いです。
不妊治療に行くと次のステップで治療が始まります。


多嚢胞性卵巣(PCOS)の不妊治療の流れ


1)排卵誘発剤を使い、自然妊娠を試みる

クロミッド、レトロゾールなどの排卵誘発剤を服用すると、排卵しにくかった方が排卵できる場合が多いです。
排卵しないことには「自然妊娠」はできないため、まずは毎月「排卵」させるよう頑張って妊娠できるか様子をみます。

2)それでも時間がかかる場合は、人工授精を試す場合もある

体外受精をする前に、人工授精を行う場合もあります。
人工授精をせず、すぐに「体外受精」を勧められる場合もあります。

3)最終的には体外受精を行う人も多い

多嚢胞性卵巣の方は、排卵誘発剤を使用しながらタイミング療法(人工授精)を行っても、すぐには妊娠できない場合があります。妊活は時間経過やタイムリミットも考慮しますので、体外受精を視野に入れて治療を検討します。

採卵しても「変性卵」「未熟卵」が多い場合がある


採卵しても「変性卵」「未熟卵」

体外受精は便利な手段ですのでオススメですが、いくつか注意点があります。

せっかく「体外受精」にチャレンジしても、多嚢胞性卵巣(PCOS)の方は、正常な卵巣の方と比べると採卵リスクがあります。

1)卵巣が腫れやすい

小粒の卵胞の予備軍が、卵巣内にたくさん存在するため、注射「FSH/hMG」などに対し過剰に反応し、卵巣過剰刺激症候群を引き起こすリスクが高いです。
病院では卵巣過剰刺激症候群を起こさないよう、注意して卵巣刺激の量を検討してくれます。


2)「変性卵」「未熟卵」が多い

もともと大小、不揃いの卵胞が多いため、卵巣刺激を行っても大きさが揃っていなく、採卵して卵胞の中の卵子をチェックしてみても「変性卵」「未熟卵」が多かったり、受精しなかったり、胚盤胞まで育たずに凍結保存まで行けない場合もあったりします。
もちろん「良い卵子」が採れて、妊娠できる事もちゃんとありますので、ご安心ください。


意外と生活習慣の改善で排卵力が変わる

多嚢胞性卵巣の方は、生活習慣を見直すことで、自然排卵できる力が上がると言われています。

具体的には
1)体重過多の方は痩せると排卵しやすい傾向がある
2)運動不足の方は運動する
3)タバコ、お酒を控える
4)規則正しい生活習慣
5)甘いお菓子を控える
参考論文 

ご自身の「体作り」が妊娠を早める

タイミングによる自然妊娠でも、体外受精などの不妊治療だとしても、ご自身の「排卵力」や「卵子の質」を良くすることで、妊娠しやすくなります。

不妊相談を専門とする「くすりの上田」では、病院やクリニックで説明してくれないようなアドバイスも、時間をかけてアドバイスしています。

不妊治療を頑張っているけど、なかなか妊娠できない方や、これから妊活を始める方、お気軽に富山県高岡市にある「くすりの上田」まで、ご相談にお寄りくださいませ。
場所は「高岡大仏」の真横ですので、わかりやすいです。

新規相談は1時間半くらい時間がかかりますので、事前にご予約いただいてから、ご来店くださいませ。
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