クラミジア感染は、現代もっとも多い性感染症と言われています。
このクアミジア感染は、実は不妊の大きな原因になるのです。

感染しても、自覚症状がないため、治療を早期に受けることもなく、感染初期は子宮頸管という、子宮の入り口部分なのですが、どんどん感染が奥に進み、卵管へと菌の感染が広がっていきます。

クラミジアは、卵管上皮の病変や、卵管閉鎖まで、引き起こしてしまします。
完全な卵管閉鎖までなくても、卵管采の変形や、線毛の損傷をもたらして不妊の原因になります。

長期の不妊で、まだ病院に行っていない方は、一度病院やクリニックでクラミジア感染があるかのチェックはしてみてもいいかもしれません。
クラミジア感染の有無をチェックし、感染があった場合は抗生物質で治療します。

クラミジア感染だけの検査と思うと、恥ずかしいかもしれませんが、それだけでなくホルモン検査や、卵管の通りのチェックなど、不妊の基礎検査をする健康診断と思って、気軽に診察に行かれるといいでしょう。

男性は、クラミジア感染があっても、気づく事はありません。

パートナーにうつさないよう、パートナー以外の女性と関係を持つのを控えましょう。
風俗で働く女性の半数程度がクラミジアに感染しているという報告レポートもあります。
是非、気をつけていてくださいね。

薬剤師:上田康晴

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