AMHと採卵数

採卵数の目安になるものは
・ホルモン数値
・年齢
・採卵の刺激方法
などありますが、一番目安になるのはAMHです。

AMH(エー・エム・エイチ)とは

AMH」は抗ミュラー管ホルモンの略語で、成長段階の卵胞分泌する成分で、たくさんの卵胞が育っているとAMHの数値は大きく、育っている卵胞の数が少ない場合はAMHの数値も少なくなります。

AMHの年齢別の基準値もありますが、個人差や生まれ持った体質、今までの生活習慣の影響などで極端に年齢の基準値より低い方もいます。

AMHを調べたことがない方は、一度検査してみてもいいかもしれません。

AMHから採卵数を予測する

AMHは成長段階の卵胞が分泌する成分なので、AMHを測定することで採卵数の目安を知る事ができます。
あとは採卵方法(卵巣刺激方法)で変わってきますが、一般的なロング法、ショート法、アンタゴニスト法の場合は、AMHの数値の4倍~6倍くらいの卵子が採れる傾向にあります。
排卵誘発剤を使った低刺激(自然周期)ではAMHの数値に関係なく1~3個の採卵になります。

採卵方法の種類

・ロング法
・ショート法
・アンタゴニスト法
・低刺激(自然周期)

大きく分けて、この4種類あります。
詳しくはこれらをアレンジした方法もありますが、今回はコチラの方法の紹介は省きます。
この4つが基本的な分類となります。

ロング法
スタンダートな方法で、生理予定日の前からホルモンを抑える鼻のスプレー(点鼻薬)を使い、生理が来たら採卵日まで卵胞を育てる注射を毎日して採卵します。

ショート法
ロング法の生理前の点鼻薬がなくなったスケジュールになります。
卵巣機能が落ちてきた方、年齢が高めの方はロング法ではなく、ショート法になる場合もあります。

アンタゴニスト法
直接ホルモンを抑える薬を使う方法で、ロング法、ショート法でうまくいかない場合、アンタゴニスト法に変えてtチャレンジすると採卵状況がいい場合もあります。

低刺激(自然周期)
卵巣を過剰に刺激しない方法で、自然な排卵を促して採卵する方法です。
卵巣を過剰に刺激しない分、採卵数は1~3個となります。

どの採卵方法が合っているかは、やってみないとわかりにくいとも言われます。
同じ採卵方法で何回もうまくいかない場合は、違う採卵刺激も検討してみましょう。


その方に合った採卵方法は、不妊治療の病院やクリニックの先生が、ホルモン数値や卵巣機能の状態、年齢も考慮して決めてくれていますので、先生ともしっかり話し合って、納得して治療をされると良いでしょう。

場合によっては転院が必要な場合は、思いきって転院も検討してみましょう。

記事担当
薬剤師:上田康晴

不妊相談の薬屋
くすりの上田
富山県高岡市大手町11-30


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