なかなか着床しない場合、子宮内膜に慢性的に炎症を起こしている場合があります。子宮内膜に炎症があると着床障害の原因となります。(慢性子宮内膜炎)

慢性的な子宮内膜の炎症の原因は、細菌感染があったりします。
細菌が子宮内膜の内部の方(基底層)まで入り込んでいて、通常の月経で剥がれ落ちる内膜の、もっと内部に潜んでいます。

これが慢性的な子宮内膜の炎症の原因となり、着床障害になります。

最近ではこの慢性子宮内膜炎の検査が進み、以前は海外に検査に出していたものが、国内で検査できるようになってきました。検査の普及率も進み、富山県の不妊クリニックさんでも、検査できるようになりました。

もし慢性子宮内膜炎があった場合には、抗生物質ステロイド剤の内服を行います。
細菌をやっつけ、子宮内膜の炎症が慢性的にあった方が、子宮内膜の炎症が収まると、今まで何度移植しても妊娠できなかった方が、一発で妊娠される方もいらっしゃいます。

少し検査費用はかかりますが、治療をされていて、なかなか着床しない方は、調べてみるのもいいかもしれませんね。

ホルモンバランスの乱れや、体調の弱りで内膜内膜が薄い場合、子宮が冷えたり、血流が悪い場合も、着床しにくくなりますので、コチラの対策には、漢方薬や、温灸がお役にたちます。通販ページの商品もお役立てくださいませ。

長年治療していて、結果の出ない方は、今までと同じやり方では上手くいかない可能性もあります。体の対策、治療方法の変更、新しい検査なども、積極手に意識してみてください。

薬剤師:上田康晴

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