採卵の数は?採卵数の平均について
初めて体外受精で採卵される方はどれだけの数の「卵子」が採卵できるか気になると思います。
採卵数は、卵巣に残っている卵子の数に比例しやすいです。
20代の方は、卵巣の中の卵子が多いため、採卵数は一般的に多く、10個以上採卵できることもあります。
30代後半にもなってくると卵巣の中の卵子が減ってくるため、採卵数は5個~10個くらいになっていきます。
40代にもなると、卵巣の卵子が極端に減ってきているので、採卵数は1個~5個くらいになることが多くなっていきます。
ただ、個人差は大きいです。
若い方でも、少ない方もいますし、40歳くらいでも、卵子が10個くらい採卵できる人もいます。
目安になるのがAMHという数値です。

このAMHは、成長段階の卵子の数に比例する数値です。
AMHが、年齢平均より、多めだと卵子が、少し多く採卵できる可能性があります。
AMHが、低いと採卵数は少なくなります。
卵巣年齢は、個人差が多く、実年齢が30代前半でも、卵巣は40代くらいの卵巣状態の方もいます。
採卵する卵子の予測がしたい方はこのAMHの数値も参考にしてくださいね。
また、採卵する方法によって採卵数も変わっていきます。
一般的に卵子を多く採ろうとする
1)ロング法
2)ショート法
3)アンタゴニスト法
は注射を多く使い、採卵数は多めになります。
逆に、自然周期に合わせた採卵の
1)クロミッド法
2)クロミッド+注射
などは、低刺激、自然周期と言われ、もともと、採卵数は2~3個の方法です。
生活の改善や、お薬での体作りで驚くほど、採卵状況が良くなる方もいらっしゃいます。
先日では、当店のお客様が年齢は30代前半なのですが、AMHが1.24と、40代中盤くらいの数値だったのですが、しっかり体作りをして採卵に挑むと採卵数が17個とれました。
体外受精は、お金がかかる治療法ですのでしっかり前準備もしておくのがお勧めです。
気になるご相談は、お気軽に「くすりの上田」まで。
新規相談は、1時間半くらいかかりますので、必ずご予約の上、ご来店くださいませ。
遠方の方でも、勇気をだしてご来店くださいませ。
予約時間を昼過ぎにして日帰りで県外から相談にも来ていただいています。
不妊相談の専門店
くすりの上田
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