タバコを吸っている方は 「不妊」と「タバコ」の関係が気になると思います。

なんとなく、妊活に喫煙が良くないと 聞いているけど、実際はどうなんだろうと思っているのではないでしょうか。
今回は、気になる 「タバコ」と「不妊」のお話です。


タバコ イラスト

女性喫煙(タバコ)で、不妊リスクは、1.6倍に上昇すると報告されています。
(Augood et al. Hum Reprod1998,13,1532)

これは、かなり高い影響と思われます。
喫煙により
・卵子の遺伝子異常
・早期閉経
・エストロゲンの分泌低下

こうした事が報告されており、これらによって、妊娠率低下しているようです。


女性の方で、タバコを吸っている方。
是非、禁煙していきましょう。

また、最近ではタバコ受動喫煙副流煙)の問題が注目されてきました。
本人が吸っていなくても、横で吸っている人のタバコの煙を吸っても、タバコを吸っているのと同じことなのです。むしろ、タバコを吸う人は、タバコのフィルターを通して吸っていますが、回りの方はそのまま吸うのでもっと体に悪いと報告されています。

私は、タバコを吸いませんが、タバコの煙で、目が痛くなります。
これも、タバコの影響が本人以外の体に作用している典型的に表れです。

妊活を頑張る奥様が、タバコを吸っていなくてもご主人が吸っている方は要注意です。
自宅では、吸わないご主人でも家の外で吸うご主人でも、外食の時は、目の前で吸っていませんか?
また、喫煙での影響は女性の体だけの話ではありません。

男性喫煙の影響は
・精子数の減少
・運動率の減少
・勃起障害(ED)
の報告があります。

精子の質の低下が受精卵の分割を弱めたり、流産のリスクを高めることもあります。

やはり、不妊でお悩みの方は夫婦そろって、タバコを吸っていない環境が望ましいです。


禁煙マーク

頑張って、今日から喫煙しましょうね。

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