流産はとってもツライ出来事ですよね。

せっかく妊娠できて、喜んでいた矢先に、どん底に落とされるようなものです。

何にぶつけていいかわからない、悔しさや切なさ、経験した事のないようなショックがあると思います。
ますは、ゆっくり体や心を休めてくださいませ。

流産を繰り返すと、皆さん「不育症」を心配されます。

ずいぶんと昔は、流産を繰り返す方は妊娠は難しいと、考えれた時もあったのですが、現在ではそうは考えられておりません。

現在報告されている情報では
2回流産した人が、何の検査、治療もしないで、
再度妊娠した時妊娠成功率80~90%もあると言われています。
なんと心強い情報ではありませんか。


ですので、昔は流産を繰り返した人には、不育症の治療をいろいろ試されていたのですが、現在では無治療の事が多くなりました。

それはこの統計が発表された事や、あえて治療をいろいろする事によって、妊娠~出産の成功例が減った事があるようです。

流産の多くの原因は、胎児側染色体異常と言われています。

女性の方は、月に1回排卵しますが、排卵した卵子の約25%、すなわち4個に1個は染色体異常があるといわれています。この割合は年齢と共に増えやすくもなっていくそうです。

つまり、この染色体異常の卵排卵された時に、受精した場合に流産となるケースがほとんどなのです。

なので誰が悪いわけでもなく、妊娠時のお母さんの生活が悪かったわけでもありませんので、気を楽にしてくださいませ。

2回流産を繰り返した人も、運悪く2回続けて染色体異常の卵に出会ったにすぎないのです。
ただし、一つだけ注意点があります。

ほとんどの方が、流産は病的な原因がない事が多いのですが中には、病的原因がある方がいらっしゃいます。

それは、検査して、抗リン脂質抗体(抗カルジオリピン抗体、ループスアンチコアグライド、抗PE抗体)、
第12因子欠乏症プロテインS欠乏症プロテインC欠乏症などがある方です。
こうした方は、しっかり治療を受ける方が妊娠継続しやすくなります。

病的な流産の多くが、血液の流れる血管の中に血栓ができてしまう事が流産の原因と考えられているため、血栓を予防する薬(低用量のアスピリンの内服や、ヘパリン注射)を使用します。

元気な赤ちゃんが、あなたのもとにやってくるのを応援しています。

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