着床の窓」という言葉をご存じですか?

受精卵が着床する場所である、子宮内膜は、いつでも受精卵の受け入れOKという訳ではなく、ある特定の短い期間だけ受精卵を受け入れ、着床して、妊娠すると報告されています。

この受精卵を受け入れる、可能期間を「着床の窓」と言われます。

新鮮胚移植より凍結胚移植の方が、妊娠率が高めという報告があったりしますが、これも採卵周期では、たくさんの卵胞が育つため、通常の周期よりもホルモン分泌が多くなり、ホルモンを感じ取りながら、子宮内膜も着床の準備をするため、床の窓の期間がズレる可能性が指摘されています。

ただし、新鮮胚移植でも妊娠例はたくさんあるのでご安心くださいませ。


ただ人によって、この着床の窓(受精卵の受付期間)がズレている人がいるのでは?と始まったのが、ERA検査です。ERA検査は、子宮内膜受精能検査と言われ、その方に合った移植するタイミングを調べようとするものです。最近では、検査できる病院も増えこの富山県でも行っております。

ERA検査の方法は、特定の時期に、子宮内膜の組織を採取し検査会社に送って調べてもらうため3週間くらいの期間がかかります。

質のいい受精卵を5~10回と移植しても着床しないという方は、一度調べてみてもいいかもしれません。

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薬剤師(不妊カウンセラー)
上田康晴

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