病院での「不妊の検査」はどんな事をするか?
なかなか抵抗のある不妊治療の病院への受診ですが、病院で、どんな事をするのか知っておくと安心です。
大きく分けて
1)検査
2)不妊治療
の2つです。
不妊専門のクリニックや病院に行くとすぐ、人工授精や体外受精をしなくちゃいけない・・・
と考えている人もいますが、そうではありません。
まずは、自然妊娠できる状態にあるかの基礎検査だけと思って診察に行くのもお勧めです。
不妊専門の病院やクリニックには体外受精の専門の施設もありますので、診察に行く前に、ホームページなどで検査目的や、タイミング療法をやっているかチェックしておきましょう。
一般的な不妊の検査
1)ホルモン検査
生理期間中(できれば生理3日目頃)の血液を採血して、ホルモン数値を調べます。
ホルモン数値をみれば、
・卵巣の元気さ
・閉経までの猶予
・不妊になる病気があるか
・ホルモンの乱れがあるか
・卵子がどれだけあるか(追加の有料検査)
などがあります。
2)卵管の検査
卵管が詰まっていないかを調べる検査です。
卵管が詰まっていると、精子と卵子が出会えない場合もありますのでこれを調べます。
3)精液検査
ご主人の精子を調べる検査です。
現代では不妊の原因の半分は男性にあると言われています。
検査方法は、ご主人が病院に行かなくても奥様が診察の時に、容器をもらってきて検査日の当日に、ご主人が会社に行く前に頑張って、容器に入れてもらえばご主人はいつも通り、仕事をしながら検査ができます。
(病院に行く必要なし)
基本は、この3つです。
何回か通院できる方は卵胞の育ち、大きさを、超音波でチェックもでき、おおよそ排卵しているかを調べることができます。
(卵胞の育ちのチェック)
病院での不妊治療に抵抗がある方でもこうした基礎検査をしておいて、自然妊娠できる環境があるかを調べておくと安心ですよ。
もちろん、年齢や、不妊歴を考慮して、治療が必要な場合は不妊治療にも、チャレンジしてみてください。
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