質の良い卵子、質の良い精子のためには
1)作る力を高める
2)守る力を高める
この同時進行が効果的です。

今回は、精子や卵子を守る対策のお話。

活性酸素という言葉をご存じですか?
酸素と名前がつくので、良さそうなイメージも 感じるかもしれませんが 実は、増えすぎると、体には 負担のかかるものなのです。

活性酸素は、細胞染色体を 傷つける要素があり 老化の原因とも言われます。

たとえばリンゴが時間が経つと


リンゴ酸化 図

こんな感じに変化するように 私達の細胞も、イメージでは


活性酸素 図

こんな感じで、活性酸素により ダメージを受けてしまいます。
多少の活性酸素ならいいのですが 皆様、これが過剰状態になっています。

活性酸素は毎日、体の中で発生しています。


活性酸素2 図

呼吸で体内に入った酸素の多くはエネルギー代謝に使われるのですが一部は、活性酸素に変化してしまいます。

これ以外にも、活性酸素
タバコ
ストレス
加齢
紫外線
農薬
などの影響でも、増えると言われています。

卵子は、卵巣の中で5~6か月かけて育ちます。
卵巣の中の活性酸素を抑えることで卵子のダメージ軽減が期待できます。

また、精子は卵子に遺伝子を届けるためだけの存在です。
動きやすいよう、余分な装備はすべて取り去っている状態のため活性酸素の影響も受けやすくなっています。

精子活性酸素を抑えることで精子の質の低下軽減が期待できます。

つまり、卵子精子とも活性酸素を抑えると、の向上が期待できるのです。

生活の改善をして、健康な体を作っておきましょう。


くすりの上田
薬剤師:上田康晴


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