FSHのホルモンとは

FSHは卵胞刺激ホルモンとよばれ、
卵巣の中の卵子を育てるホルモンになります。

それだけ聞くと、FSHが高いほうが卵胞が育ちやすくて、良さそうに感じますが、現状は逆になります。

月経頃のFSHの正常値は理想は10以下です。
できれば8以下くらい。
(周期に中でも、ホルモン量は変動します)


FSHが高いという事は


月経頃のFSH10以上になって数値が高くなってきたという事は、それだけ卵胞を育てる刺激であるFSH(卵胞刺激ホルモン)を、たくさん出さないと、卵胞が育たない状況ということです。

つまりFSHの数値が高いという事は
卵巣機能の低下を意味します。

それは閉経も、近づいてきてきることを覚悟する必要もあります。

卵巣の機能低下以外にも一部、FSHが高くなる場合もありますが、病院で特に説明のない状況であれば卵巣機能の低下を疑います。

卵胞の育ちが良くなれば一時的にはFSHは下がりますが、一度でもFSHが高くなった場合は卵巣機能の低下が考えられます。



卵子の育ちが少しでも良くなるような対策が、必要になっていきます。
病院では、ホルモン剤を使用し調整を行います。

ですが、自分でできる対策は、いろいろあります。
・生活習慣の見直し
・適正体重の調整
・食生活の改善
・冷え症の改善
・早寝早起き

こんな事でも、卵子の状態は変わると思います。

くすりの上田でも、たくさんの方に生活スタイルの改善をお勧めしておりますが、卵子の状態が良くなる方が多いです。

FSHが高くても、排卵してれば妊娠は望めます。
早めに結果を出すよう、いろいろな努力を心がけましょう。

時間経過と共に、卵巣機能はどんどん低下する傾向にありますので、少しでも早く治療に専念しましょう。


ホルモン治療以外にも、お薬屋さんの対策としては
・漢方薬
・温灸

などをしてもらい、よい結果がとてもたくさん出ています。

年齢が高い方、FSHが高い方は、卵巣機能の低下卵子の老化のリスクがグッと増えていますので、しっかり対策をしないと、結果が出にくいです。

自分の置かれた立場を、しっかり把握し目をそらさずに、どうしたいか決めていきましょう。

不妊治療を諦めるのか?
それとも、がむしゃらに、できるだけの対策をして後になって後悔しないよう、最大限の努力をするのか?

ご決断をするのは、ご夫婦本人になります。
病院の先生や私が決めれるワケではありません。

一生懸命頑張るなら、できるだけのサポートはさせていただきます。

まだ薬屋さんに相談にも行ったことがない方は是非、人生をかけた選択にもありますので、よくわからないサプリメントを買うのではなく、しっかりお店に行って、1~2時間ゆっくり話をして今後の対策を決めるといいでしょう。

くすりの上田では、初回カウンセリング(無料)は1時間半程度かけて、その方の状況をお聞きして、生活アドバイス、治療アドバイス、そして、その方にあったお薬をお選びしてご紹介しております。

遠方の方でも、ぜひ一度、相談に来てみてください。
きっと、お役に立てる話があると思います。

待っている赤ちゃんのために、勇気をだして、ご予約のお電話をくださいませ。


いい結果が出ることを祈っております。

記事担当
薬剤師:上田康晴

不妊相談の専門店 
くすりの上田
富山県高岡市大手町11-30
(高岡大仏の真横)
営業:10時~18時 
定休日:水曜、日曜、祝日


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