不妊治療の精密検査 腹腔鏡検査(子宮内膜症の検査)
腹腔鏡検査は、不妊治療の基礎検査ではなく
必要な方にのみ行われる精密検査になります。
主に、子宮内膜症があるかの確定診断や
癒着があるかのチェックでは、優れている検査になります。
子宮内膜症は、超音波検査やホルモン検査でも
予測できる人もいますが、これらの検査で
判断できない、つまりわからない方も多いのです。
子宮内膜症があって、癒着などがあり
ピックアップ障害(卵巣から排卵した卵子が卵管に来ない症状)があると
自然妊娠ができません。
ですので、健康な状態なのに
なかなか妊娠できない、原因不明の不妊で
子宮内膜症の疑いがある方は、
子宮鏡検査が勧められる事があります。
この検査によって、癒着がわかれば
剥がすことも可能ですが、
自然妊娠できる体に戻す検査というより
原因があった場合は、体外受精のステップアップの
判断材料として、活用されることも多いと思います。
■腹腔鏡検査の検査方法
全身麻酔をかけて、へそのあたりから
内視鏡を、腹腔内な入れて
卵巣や卵管の状況を調べます。
特に、卵管の一番奥である卵管采という
卵巣から出てきた卵子をキャッチする部分の
癒着があるのかを、調べれらるのが便利です。
病院の先生に、腹腔鏡検査を勧められた場合
まずは、検査してみるのが良いでしょう。
もし、体外受精をすると覚悟を決めているなら
腹腔鏡検査をしないという選択肢もあります。
その方の状況によって、対策は異なると思いますので
病院の先生とも、ゆっくり話してみて、決めてくださいね。
不妊のご相談は、お気軽に「くすりの上田」まで。
初めてのご相談は、初回に1時間~1時間半程度
かかりますので、ご予約してからお越しくださいませ。
薬剤師:上田康晴
富山県高岡市大手町11-30 (高岡大仏の真横)
不妊相談の専門店 くすりの上田
営業:10時~18時 定休日:水曜、日曜、祝日