夏場のシャワーはアトピー対策にオススメ


夏場のシャワーはアトピー対策にオススメ

アトピー性皮膚炎の方は、お風呂やシャワーをすることが、アトピーにメリットなのかデメリットなのか、気にされる方もいます。

結論からお話すると、肌を清潔に保つことは、アトピー対策には有効とされています。


アトピー対策 シャワーのメリット

シャワーのメリット その1


シャワーのメリット その1

アトピー性皮膚炎の方は、肌に炎症を起こしているので、肌に熱感がある場合もあります。

肌に熱感があると、痒みは増強されやすいです。

どうしても「痒み」が我慢できない時は、肌を冷やすと痒みが軽減する場合もあります。そんな時に、シャワーも1つの方法です。

シャワーからあがると、肌がヒンヤリします。

肌の水分が揮発(乾くこと)していく時は、気化熱の反応が起こります。
気化熱とは、液体が気体に変わるときに、肌の熱を奪っていく反応です。

お風呂上りなどで、肌が冷たく感じるのはこの影響です。

アトピーで肌の炎症などがあり、火照って痒い時、シャワーしてあがると、お肌ヒンヤリ、痒みも一気に軽減します。

ただ熱いお湯でシャワーすると、体が温まりすぎるので痒くなりますのでご注意ください。

水だと冷たいですので、冷たすぎないゆるいお湯でシャワーすると気持ちいいです。


シャワーのメリット その2


黄色ブドウ球菌の二次感染でも悪化

シャワーのメリットはそれだけでは、ありません。

アトピーは肌の常在菌「黄色ブドウ球菌」の二次感染でも悪化しやすいと言われています。

ですので、こまめなシャワーは、肌を清潔に保つという点からも、実は理にかなっているのです。

皮膚科の先生も、こまめにシャワーをすることで、黄色ブドウ球菌を抑え、アトピー改善に役立つと、コチラの本でお話されています。



コチラの本の中では、夏ひどくなる夏型アトピーには、1日2回のシャワーをオススメされています。


シャワーの注意点


シャワーの注意点

シャワーに入ると、肌の油分が取れてしまい、乾燥しやすくなるので、必ず上がったあとは「保湿クリーム」を塗るようにしてください。

そうしないと、シャワー上りはヒンヤリ気持ちいいけど、時間がたったら「肌の乾燥」で余計に痒くなる原因にもなります。

水道水の「塩素」は、当店ではアトピー対策として気にしていませんが、気になる方は塩素除去のシャワーヘッドも発売されているようです。
→塩素除去シャワーヘッド一覧

シャワーでなくても、お風呂も効果的と言われています。
お風呂の温度やメリットなどの記事はコチラ
⇒アトピー【お風呂は入る?入らない?】


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