世の中にある「アトピー情報」で、どれが間違っているとかは、当店では断言はしておりません。

どの方法でも良くなった人はいると思いますので、何が間違っている、正解という話ではないのです。

でも一般的にみて、良くなる方法や、情報があるので、それを自分の目で見極めて、見つけてほしいのです。

人から押し付けられた方法でなく、自分でコレだっと思えて、腑に落ちた方法だと、頑張れますし、結果も出やすいです。

今回のお話の中では、方法についてはご説明しませんが、興味のある方は過去の「アトピーQ&A」をご参考くださいませ。

人間は、すぐ情報に左右されてしまいます。
「私はそんな事ない」と思っている方でも、意外と情報に流されてしまうものです。

試しに健康情報で、今から私がそれらしい説明を、2つ書きます。

その2つは、相反する反対の情報を書きます。
でもきっと、どっちも「そうだよな~」と思えてしまうと思います。

その内容は
1)風邪の時は、しっかり栄養をとる
2)風邪の時は、胃腸を休める

見た感じは、の説明ですよね。
それでは、1つずつ、見ていきましょう。

1)風邪の時は、しっかり栄養をとる

体の栄養素が不足すると、ホルモンの働き、酵素の働き、免疫の働きが低下してしまいます。
テレビでも、ある食品を食べると風邪予防や免疫が高まるという情報があるように、栄養が大事になります。

風邪と戦う力をつけるためにも、食事で栄養をつけて、風邪を早く治しましょう。
栄養剤も飲むといいかもしれません。

ほら、何となく流されてきていませんか?
では、反対の意見をこれからお話します。

2)風邪の時は、胃腸を休める

風邪の時は、食べすぎず、胃腸を休めるほうが、風邪は早く治ります。

動物をみてください、体調が悪い時は、元気になるまで食事は一切食べません。
食事をすると胃に血液が集まり、消化に力を使うので、免疫の力のほうにパワーが回りにくくなります。

動物は本能でわかっているので、体調が悪い時は1~2日でも食べなかったりします。

こうみると、食べない方が風邪は早く治るように思えてきたでしょ。
問題なのは、これが専門家が言っていること。

薬屋の私が話せば、どっちも「なるほどな~」と思うと思います。

結果的には、どちらも正しい考え方です。
その方に合った体調や、様子をみて、治療法が決まります。

マスコミなどは、視聴率が反響がいいように、片方の情報だけを、面白く紹介します。

アトピー情報も、いろいろな最新情報が流れ、商品を売りたいだけのお店が、いろいろな広告をだしたりもしています。まさに情報社会の波に飲みこまれているのです。

そうした時、自分で見極める目はとても大事です。
でも、どうしても見分けれない場合は、信用できるパートナーがいると安心です。

そのパートナーに「これが正しいか」「それが違うか」と聞くのではなく、本当に信用できるのなら、そのパートナーについて行けばいいのです。

私は、アトピーで悩んでいる方の、そんなお店、そんな人間になれたらと、ホームページでいろいろな情報を公開しています。
(よかったら過去の情報も読んでいただけると幸いです)


薬剤師:上田康晴

アトピー相談の専門店
くすりの上田
富山県高岡市大手町11-30
(高岡大仏の真横)


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