【アトピーの治し方】ステロイドなどの対症療法とは違う視点でアドバイス
ステロイドだけが唯一の治療じゃない
皮膚科の先生の中でも、意見は異なると思いますが、一般的に全国の多くの先生は「ステロイド治療」と「プロトピック軟膏」をメインとした対症療法（薬で一時的に抑える治療）でアトピーの治療を考えています。
これは「日本皮膚科学会」などが作成する「アトピー性皮膚炎治療ガイドライン」をみると、よくわかります。アトピー性皮膚炎治療ガイドライン
このガイドラインの中で、
アトピー性皮膚炎は、
遺伝的素因も含んだ多病因性の疾患であり、
疾患そのものを完治させうる薬物療法はない。
よって対症療法を行うことが原則となる。
と記載されています。
こうした記載がありますが、漢方治療や、食事治療をアドバイスしている薬屋としては、少し寂しい気がします。
生活の改善で良くなる例や、論文も数多くあります。
実際に当店でも、アトピー性皮膚炎が良くなられた方は、ちゃんといますし、私の娘は現在アトピーは完治しています。
他の対策法にも、少し目を向けてみてはいかがでしょうか？
（書籍）
・書籍「油を絶てばアトピーはここまで良くなる」
（論文など一例）
・アトピー性皮膚炎と食物
・アトピー性皮膚炎患者の低n-6系列多価不飽和脂肪酸食の効果
・アトピー性皮膚炎発症予防のための食事制限についての分析
・食 物 除 去 の 関 連
アトピーが悪化しやすい食事は存在する
詳しい情報や根拠などは、上記の論文以外にもネットでたくさん情報はあります。
病院やクリニックの先生が「アトピーと食事」について説明されている書籍は、本屋で探すか「Ａｍａｚｏｎ」ネット検索で調べると、たくさんありますので、気になる方は読んでみてください。
【わかりやすくご紹介すると】
・質の悪い油はアトピーを悪化させる
・動物性たんぱくは人によってはアトピーを悪化させる。卵、牛乳、鶏肉などは気をつける。
・砂糖の多いお菓子は悪化要因である。
・腸の健康が、肌の健康にも関与する
当店のホームページの「アトピーＱ＆Ａ」のページでも、無料でいろいろ紹介やアドバイスしていますので、ご参考ください。
アトピーＱ＆Ａ
実際、食事の改善で「アトピー性皮膚炎」が良くなる例は多数あります。
いい対策は１つじゃない
いい対策、正しい対策などは１つは限りません。
１本の矢より３本の矢という「三本の矢」の教えのように、体に良い事は併用していけばいいと思います。
ステロイド治療も便利な治療です。
ですが「その治療１本」にこだわって対策をしていて、なかなか良くならない場合は、他の対策の必要性をしっかり考えてみてくださいませ。
世の中には「アトピー性皮膚炎」が治っている人はたくさんいます。
もし「あなた様」が現在、一生懸命に治療をしていても、症状がスッキリしていないのであれば、併用して他の対策も検討してみては、いかがでしょうか？
食事の改善や、保湿などのスキンケア対策でも、楽になる方はいらっしゃいますよ！
肌のトラブルのご相談は
くすりの上田
富山県高岡市（高岡大仏の真横）
