ニキビにはステロイドは使用しない


ニキビにはステロイドは使用しない

こんにちは、
富山県にある
「くすりの上田」です。

ステロイドの正しい使用方法。
間違った使用例などの
アドバイスを解説します。

皮膚炎の万能薬の「ステロイド剤」。
でもロコイド軟膏などのステロイド剤を、「ニキビ」には使用するのは注意が必要です。

正しいニキビの治し方
1)抗生物質の軟膏を塗る
2)化膿の漢方薬を併用する


記事担当:薬剤師(上田康晴)


ニキビとステロイド剤は相性が悪い

手軽に処方される、弱めのステロイド剤である「ロコイド軟膏」や「ロコイドクリーム」。

持っていると、ちょっとした肌の「かぶれ」「炎症」などに使用できて便利ではあります。

でも「ニキビ」などの感染症には、ステロイド剤は相反する作用があり、悪化させるリスクがあるのです。

ロコイド軟膏、ロコイドクリームの薬の説明書をみると

■禁忌(次の患者には投与しないこと)
細菌・真菌・ウイルス皮膚感染症

感染症の症状を悪化させることがある」と記載があります。

使用上の注意にはこう記載もあります。
皮膚感染を伴う湿疹・皮膚炎には使用しないことを原則とする。
やむを得ず使用する必要がある場合には、あらかじめ適切な抗菌剤(全身適用)、抗真菌剤による治療を行うか、又はこれらとの併用を考慮すること。(参照元:ロコイド添付文書)


ニキビは主に細菌(一部に真菌)による感染症の炎症なので、「ロコイド軟膏」や「ロコイドクリーム」などのステロイド剤は、治療の第一選択薬にはなりません。

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どうしてステロイド剤でニキビが悪化するのか

ロコイド軟膏や、ロコイドクリームなどのステロイド剤は「免疫反応抑制」して、炎症を鎮めます。

ですが感染症は、細菌を殺すためには「免疫を活発」に高める必要があります。

それなのに、ロコイド軟膏、ロコイドクリームなど「ステロイド剤」で免疫を抑えると、肌の炎症反応は抑えられますが、細菌(真菌)の増殖を手助けするリスクがあるのです。

ですので、アトピー性皮膚炎などで慢性的にステロイド剤を使用している方では、たまにニキビの悪化が見られます。

ニキビには、ニキビに合うお薬を使用する

私も学生の時は、ニキビがひどかったです。その時は、ニキビの治し方もしらず、何年もニキビが続き、今となっては顔にニキビ跡が残り、すごい後悔をしています。

「もっと早くニキビの治し方を知っていたら良かったのに~」と本当に思います。

同じ思いを皆様がしなくて良いように、早くニキビを治せる治療法を紹介しておきます。

1)ステロイド剤の入っていない「抗生物質」の軟膏を塗る
オススメは手軽に購入できる「クロマイN軟膏」が便利です。
似た名前で「クロマイP軟膏」がありますが、
コチラはステロイド入りなので
クロマイN軟膏」の方がニキビ使用には合っています。
PとNの違いに注意。
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2)化膿を抑える漢方薬を試してみる。(当店のワグラスD錠がオススメ)

抗生物質の軟膏は、
皮膚科さんでも処方してもらえますし、
ドラックストア、Amazonでも
販売されています。
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外用薬」と「漢方薬」の
両方購入できて便利!

ご相談はお気軽に「くすりの上田」まで。
電話でアドバイスもしています。

ニキビがひどい時の食事の注意
1)甘いお菓子を控える
2)食べすぎに気をつける

ホルモンの乱れでニキビが出る場合もありますが、食事が関係している場合も多いので、チョコレート、ケーキ、アイスなどは、気をつけておきましょうね!

ニキビ対策の「漢方薬」と「ステロイドの入っていない抗生物質の軟膏」を併用すると、1週間くらいでもニキビは落ちついてくる方は多いです。

当店で発送もしていますので、お気軽にお電話で相談くださいませ。

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