【不妊治療】【体外受精】の「始め方」や「転院」の仕方
どうやって病院に行けばいい？
富山県高岡市にある「くすりの上田」です。
不妊治療を
・これから検討されている方
・転院を検討されている方
最初はわからない事でいっぱいと思います。
そこで日々、不妊相談をしている当店が、簡単にアドバイスさせていただきます。
記事担当：薬剤師（上田康晴）
初めて不妊治療を開始される方は
不妊治療は、総合病院の婦人科でも行っていますし、不妊専門クリニックもあります。
総合病院と、専門クリニックとでは、初診の方法が少し違いますので、ご紹介しますね。
（病院により差はあります）
１）総合病院で不妊治療を開始する場合
２）不妊専門クリニックで不妊治療を始められる場合
１）総合病院で不妊治療を開始する場合は
総合病院で不妊治療の検査や、治療を行う場合は、一般的にはいきなり診察に行く場合が多いです。
病院によりますが、総合病院（地方の場合かも）はネット予約などをされていない場合も多く、初診診察に行ってからの、検査や治療の流れになると思います。
これまでは、不妊治療は保険適応外だったため、こうした流れでした。
ただ2022年４月より、不妊治療が保険適応になったため、総合病院で不妊治療を行う件数が増えてくることが想定されます。
その場合は、総合病院での不妊治療の患者数が増えることから、予約などが必要になってくる例も増えると思いますが、現時点では予約なしで行く場合が地方では多いです。
（都会は予約かもしれません）
２）不妊専門クリニックで不妊治療を始められる場合は
不妊専門クリニックでは、基本「完全予約制」の場合が多いです。
電話予約も可能と思いますが、通常は「ネット予約」となっています。
空いている日を探して、予約を入れる流れとなります。
人気の不妊クリニックの場合は、初診の予約を入れるのに１～２ヶ月待ちになる場合もあります。
不妊治療の病院、クリニックを転院するには？
不妊治療を続けていると、転院することもあります。
その場合、皆さん「どうやって転院すれば・・・」と不安な方も多いです。
そこで当店アドバイス！
１）今の病院で紹介状を書いてもらう
２）だまって転院する
１）今の病院で紹介状を書いてもらう
すでに通っている病院、クリニックの先生に、正直に「転院したい事」を伝え、「紹介状」を書いてもらうと転院がスムーズです。
これまでの検査状況、治療状況などを「紹介状」に記載してくれるため、新しく通う病院やクリニックの先生に状況を伝えやすくなります。
また総合病院の場合は、紹介状があると初診料が安くなる場合があるようです。
２）だまって転院する
正直、転院の方法として、一番楽な方法です。
普通は、今通っている先生に「転院します」とは、なかなか言いにくいものです。
なぜなら
・病院を止めます宣言になる
・病院に見切りをつけた宣言になる
・ここでは結果でない宣言になる
こうした感じもあり多くの方は、現状お世話になっている先生に、転院の話はしにくいものです。
なので、こっそり転院する方は、実際に多いです。
「そんな事していいの？」と心配に思うかもしれませんが、普通に皆様そうされています。
通常、次の診察日は「生理が来たら、また来てください」という流れなので、そのまま「こっそり」と行かなくします。
そうして、新しい病院やクリニックを予約して転院完了です。
通っている先生に悪いかもと思われるかもしれませんが、病院はそんなの慣れっこです。
また急に行かなくなっても、不妊治療の患者様は入れ替わりも多いため、急に行かなくなっても、病院は「あれ、～さん今月来てないね」という会話にも、普通はなりません。先生忙しいから・・・
■では紹介状が書いてもらえないデメリットはどうでしょうか？
実は転院しても、ホルモン検査、精子の検査は再検査される場合は多いです。
治療状況は会話で伝えることも可能なので、実はそんなに困らないです。
もし先生に転院を伝えににくい場合は、こっそり転院されても、特に誰かに迷惑をかける事もないため、コチラの方法もご検討されても大丈夫ですよ。
相談場所を作っておくと安心です
中間的な立場の方と、相談できると安心です。
各県などに、不妊相談ダイヤルはあると思いますので、そうした所に電話しても、地元の情報は聞けるかもしれません。
また当店「くすりの上田」のように、地元密着で不妊相談を長年やっていると、各病院、クリニックの評判や、状況もわかってきますので、それを皆様にご紹介することもできます。
お気軽に、ご相談いただいても結構です。
■相談予約は
電話の場合は
コチラ⇒0766-22-1301
ネット予約だと自分で時間を選べます。
不妊相談ができる薬屋さん
くすりの上田
富山県高岡市大手町１１－３０
（高岡大仏の真横）
営業：１０時～１８時
定休日：水曜、日曜、祝日
