原料の価格・品質・配合の違いから、保険適用の仕組みまでわかりやすく紹介



・不妊の漢方薬
・アトピーの漢方薬
・糖尿の漢方薬
・腎臓の漢方薬
などを
ご紹介させていただくと

「漢方薬は値段が高いですね」

漢方相談をしていると、
お客様から
こう言われることもあります。

漢方薬は、
一般的な化学薬品の薬と比べると
なぜ価格が高くなるのかを
解説してみますね。


また、病院で処方される漢方薬と
薬屋で一般購入する漢方では
違いがあるのか?

今回は、そうした
漢方薬の価格について、
わかりやすく解説します。


1.漢方薬は天然の生薬を組み合わせて作られています

漢方薬の特徴のひとつは、

植物の根や葉、樹皮、果実
などを原料とする
「生薬」を組み合わせて
作られていることです。


例えば、葛根湯には
葛根、麻黄、桂皮、芍薬
などの生薬が使われています。

漢方薬は、
ただ天然の原料を
混ぜればよいと
いうものではありません。

それぞれの生薬の特徴を考え、
決められた配合や
製造方法に基づいて
作られます。

生薬によっては、
栽培に時間がかかったり、


産地や収穫時期、
品質によって価格が
変動したりするものも
あります。


また、原料の調達価格や
品質管理、製造にかかる
費用なども、
最終的な製品価格に影響します。

つまり、漢方薬の価格には、
使用する原料や

製品を作るための
さまざまな費用が
反映されているのです。

2.漢方薬は、使われている生薬や配合によって価格が変わります

漢方薬は、
どの商品も同じ原料を
同じ割合で使っている
わけではありません。

処方によって
使用する生薬の種類や
量が異なります。

また、生薬の調達価格は
一定ではありません。


原料の品質や
供給状況によっても、

製造コストが
変わることがあります。

3.病院で処方される漢方薬と、薬屋で販売される漢方薬の違い

少し長くなりますが
しっかり読んでほしいです。

漢方薬の価格を
考えるうえで、
大切なのが

健康保険の仕組みです。


病院で処方される漢方薬

病院では、医師が診察したうえで、
必要に応じて
『健康保険の対象となる漢方薬』を
処方します。

保険診療では、
国が定める薬価などの
ルールに基づいて
医療費が計算され、

患者さんは原則として
年齢や所得などに応じた
自己負担割合で利用できます。


保険適応の漢方薬には、
薬価が決められ、

どのメーカーの同一漢方でも、
同じ価格に設定されます。


ですので、メーカーも
その価格内で製造されます。

例えば、葛根湯1包100円と
決められたら、各メーカーは
保険適応用の葛根湯を
1包100円以内の原料で作ります。



薬屋などで販売される一般用の漢方薬

薬屋などで
販売される漢方薬には、
保険薬価の概念がないため、

漢方メーカーも
1包あたりの価格制限を
気にすることなく、


良い生薬を使って、
効き目を高める
工夫も可能になります。


例えば、野菜にしても
国産と外国産では
価格が違うように、
生薬でも同じことが言えます。

病院で使われる漢方と、
同じメーカーが発売している
一般販売向けの同じ処方の漢方では、
生薬品質が異なる場合もあります。
(ここが大きな違い)


食事で例えるなら

■うな重
国産うな重(4000円)
外国産うな重(2000円)

■サラダ
オーガニック国産サラダ(600円)
外国産サラダ(400円)


みたいな感じで

同じ名前の食べ物でも
原料によって
価格が違いますよね。


漢方も
自然成分の薬草などで
薬膳料理みたいなものです。

品質にこだわった漢方薬は
お値段がするものが多いです。



また、保険適応では
使われない漢方薬や
生薬も使えますので、


より個別にあった
最善の方法を
選びやすくなる
メリットもあります。

ただし一般販売の漢方は
保険が使えませんので、
医療保険の割引ができません。


そのため、
医療用の漢方薬より
高価な商品もあります。

注意点は、高価だからといって、
必ず効き目に優れていると思わず

自分にあったお薬を選ぶ
ということが大切となります。

4.なぜ、すべての漢方薬やサプリメントを健康保険で使えるようにしないのでしょうか?

体に役立つものなら、
漢方薬やサプリメントも
保険で使えるように
してほしい


そう思う方も
いらっしゃるかもしれません。


しかし、健康保険の
対象にするためには、
さまざまな条件があります。

健康保険は、
病気やけがの治療に
必要な医療を、
社会全体で支え合う
仕組みです。


そのため、医薬品であれば
何でも保険適用に
なるわけではありません。


漢方薬についても、
保険適用の対象となる
医療用医薬品と、
そうでない商品があります。

一方、サプリメントは、
一般に食品として
扱われるものであり、

医薬品とは
制度上の位置づけが
異なります。

健康によいとされる
商品であっても、
それだけで
健康保険の対象に
なるわけではありません。


また、保険制度を
維持するためには、
治療上の必要性や有効性、
安全性、費用などを
考慮しながら、

限られた医療財源を
どのように配分するかを
考える必要があります。


すべての漢方薬や
サプリメントを
保険適用にすることは、
制度上も簡単ではないのです。


だからこそ、
保険適用の漢方薬と
一般販売の漢方薬、

それぞれの特徴を
理解したうえで、
自分に必要なものを
選ぶことが大切です。

5.漢方薬は、高ければよいというものではありません

ここまで、漢方薬の価格に
違いが生まれる理由について
説明してきました。

漢方薬は、原料となる生薬の
種類や量、製造方法、
販売形態などによって
価格が変わります。

しかし、
値段が高ければ高いほど、
自分の体に合っているとは
限りません。


大切なのは、

自分の症状や体質、
現在受けている治療などを
考えながら、適切な漢方薬を
選ぶことです。


例えば、同じような症状で
悩んでいても、

体質や症状の現れ方によって、
適した漢方薬が異なることが
あります。

また、病院で治療を受けている方は、
処方薬との飲み合わせや
併用についても確認が必要です。

価格だけを見て選ぶのではなく、
漢方薬の特徴を理解し、
自分に合ったものを
選ぶことが重要です。

6.漢方薬・サプリ選びで迷ったら、くすりの上田にご相談ください

高岡市にある
「くすりの上田」では、

漢方相談を通じて、
お一人おひとりの
症状や体質、
お悩みを伺いながら、

漢方薬・サプリメント
選びについて
ご相談をお受けしています。

漢方薬は、
ただ値段の高いものを
選べばよいと
いうものではありません。


どのような目的で使いたいのか、

現在どのような治療を
受けているのか、


ご予算はどのくらいなのか。

そうしたことも含めて
考えることが大切です。

必要に応じて、
現在使用している
薬やサプリメントについても
確認しながら、

無理なく続けられる方法を
一緒に考えていきます。

病院で治療を受けている方も、
漢方薬やサプリについて
気になることがあれば、
お気軽にご相談ください。

くすりの上田
住所:富山県高岡市大手町11-30
(高岡大仏の真横)
営業時間:10時~18時
定休日:水曜日・日曜日
電話:0766-22-1301

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